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「香りの科学」で調香を体験しました

  • 執筆者の写真: ohata motoko
    ohata motoko
  • 2019年10月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年11月20日

「香りの科学」は食品生命学科限定の3年生対象の選択科目です。

普段の授業では、たくさんの香料をムエットにつけて嗅いでもらったり、その香調を表現してもらったりして、しっかり香りを感じながら学んでいます。


今年はアクティブラーニングを取り入れたり、またその学びの一部として香りを作ることも勉強しようと考えていました。

それが、ついに実現したのです。もちろん、本格的な創香や調香とは違いましたが、香りのイメージ近づくように考えた処方で香料を混ぜて新たな香りを作り上げていくということについて、百聞は一見にしかずで実際に行ってみることでとても大きな学びになったと思っています。


香りは目で見ることができませんので、座学だけでは学びが満足にできませんからね。


香りを嗅ぐ、作る、などしっかり感じることが大事だと思っています。


さて、調香体験したのはバラの香りを作るということでした。決められた9種類の香料の香調を2回分の授業の中でしっかりと把握し、どのような処方で混合したらイメージに近くなるか何度かグループ内でディスカッションしました。

本来なら何十回、多いときで百回以上も調香の試行錯誤をするものなのですが、今回は1回のみ。順番に香料を加えていって、ムエットでその都度確認しながら入れる香料の量を少しずつ調整していきました。


最終的にできあがったバラの香りは、どうだったでしょうか?

少し感想を聞いてみると、”森林の中に一本咲くバラ”とか、”女優の綾瀬はるかさんをイメージしたバラ”とか、”ファンシーな感じのバラ”とか、”トゲや茎、葉っぱやがくも含んだ1本のバラ”とか、”大きな真っ赤なバラ”とか、小さなかわいらしい花がたくさんあるつるバラ”とか、いろいろでした!


ほんの少しの体験でしたが、香りを創るという楽しさから、さらに香りについて興味を持てて、学べたでしょうか?



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