SAKURA
- ohata motoko
- 13 分前
- 読了時間: 1分
桜はすっかり散ってしまいました。儚いです。
先日クマリンの話をしましたが、今日は香水の話を。
春によくつける香水に、「SAKURA」があります。わたしの調香の先生でもある大沢さとり先生の作品の「SAKURA」。すごく昔に手に入れたものなので、最新のボトルではないですし、香水の色も変わってきています。が、その変化が美しい香水です。

おちついた甘い香り。やわらかく広がるジャスミンの香り。どことなくフルーティで、和を連想するプラムの香り。サラサラとしたパウダリー。すこし土っぽさもあり。
わたしには、満開の桜ではなく、花筏(はないかだ)を想像させる香りです。

さとり先生には、2022年のサロンドパルファンで久しぶりにお目にかかりました。そのときの記事も是非御覧ください。
コメント