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Happy Easter!!

  • 執筆者の写真: ohata motoko
    ohata motoko
  • 15 分前
  • 読了時間: 1分

インスタでも投稿しましたが、子どもたちがスクールのエッグハントで取ってきたカラフルな卵たちがたくさん!


Happy Easter!

卵の中にはたくさんの外国のチョコレートが。1個食べましたが、めちゃくちゃ甘いですね〜。


第1回目の「においの科学」ではバニリンを嗅ぎました。

甘いお菓子などにフレーバーとして使用されることが多い、という話を授業ではしましたが、バニリンは日本酒などの醸造食品において、その発酵熟成中に前駆物質となるフェルラ酸などから生成する匂い物質でもあります。Surina BoerzhijinらのFood Chemistryに掲載の論文(Volume 458, 15 November 2024, 140224)をみると、日本酒においてHPLCの技術を使ってバニリンの濃度を測定し、その検知閾値(odor detection threshold)は78.9 μg/Lであると書かれていました。これはかなり低閾値です。


バニリンの化学構造式
バニリンの化学構造式

「においの科学」ではエタノールで相当希釈したバニリンをムエットにつけて呈示していましたが、香調表現を見ると、匂いの強さの記述が結構見られました。もう少し希釈したほうがいいのかもしれない、とアルコール度数の高い食品中のバニリンの閾値について書かれた論文を見ながら、そして学生の皆さんの香調表現を見ながら、感じました。


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