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香りの科学 第6回目

  • 執筆者の写真: ohata motoko
    ohata motoko
  • 2018年5月21日
  • 読了時間: 1分

今回はシトラスフルーツ、ソフトフルーツについて、特徴香を勉強しました。

フルーツつながりということで、今回は4種類のフルーティな香料を嗅いでもらいました。

すべて合成香料、単一ケミカルです。

1,ラズベリーケトン・・・ベリーの匂い、スッキリしたフルーティ、爽やかな甘さ

2,ヘキシルアセテート・・・リンゴやペア(洋梨)の様な匂い、シャリシャリした感じ、爽やかな甘さ、フレッシュフルーティ

3,メチルアンスラニレート・・・とろりとした甘いブドウ、紫色のブドウ、ブドウフレーバーのジュースやガムやキャンディみたいな

4,アリルヘプタノエイト・・・パイナップル様

ラズベリーケトンは、芳香族ケトンの仲間です。正式名称は4-(4-hydroxyphenyl)-2-butanoneです。ラズベリーケトンというのは高砂香料工業株式会社の商品名となります。ラズベリーの特徴香気成分として知られていて、ラズベリーに似たフルーティな匂いを示しますね。この香料は、フレーバーとしてもフレグランスとしても使われます。ラズベリーケトンの化学構造式を作ってみました。


その他のエステル類については、去年の講義でも嗅いでもらった香料となります。


Motoko's Aroma-Lab. 

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